腎臓内科

当医院は腎臓専門医として迅速で的確な診断と治療の実現に努力しています。

腎臓は血液をろ過し、身体の老廃物を尿として排泄する臓器です。また、ナトリウム・カリウムなどのイオン・バランスを保つ上でも重要な臓器です。

腎機能が低下した慢性腎臓病(CKD)の時には、腎臓の血液を浄化する働きの指標である糸球体ろ過量[GFR]が低下した状態です。

腎臓の異常は自覚症状が出にくい臓器であることから異常に気づくのが遅れがちです。検診で血尿や蛋白尿を指摘されたり、糖尿病や高血圧やメタボリックシンドロームと診断されたり、その疑いのある場合には、当院で腎臓に関する詳しい検査と指導を受ける事をおすすめ致します。

当医院は腎臓の専門医として的確かつ迅速な診断と治療のため様々な専門的検査を行うことができます。また、当医院では、日本腎臓学会編集の慢性腎臓病治療ガイド、ならびにエビデンスに基づく慢性腎臓病治療ガイドラインに準拠して治療を進めます。

近年、腎性貧血の改善が多くの腎臓病患者様の腎機能を保持するのに重要であることが明らかになってきました。当院ではエリスロポイエチン製剤を腎性貧血に用いています。腎性貧血に対する内服で投与可能な新薬である、PHD阻害薬が現在臨床適応されようとしています。また、糖尿病の患者様の腎機能を守るために、新薬である、SGLT2阻害薬やGLP-1受容体作動薬が投与可能です。

SGLT2(ナトリウム・グルコース輸送体)は腎臓尿細管に存在し、塩分や糖を体内に再吸収する分子です。SGLT2阻害薬により、血糖が改善するだけでなく、腎不全や心不全が減少することが報告されています。

GLP-1受容体作動薬は、糖尿病の患者様の心血管死、非致死性心筋梗塞、非致死性脳卒中の発生が減少し、腎機能の悪化も抑制されました。

健康診断で蛋白尿・血尿がでたり、高血圧・高コレステロール血症・高中性脂肪血症、高血糖、肥満を指摘された時

血液生化学的検査により、腎機能、脂質異常症、糖尿病、メタボリックシンドロームの有無を的確に診断します。尿検査により蛋白尿の定量をします。腎臓超音波検査・頸部動脈超音波検査により腎臓の形態学的診断・頸動脈硬化の診断を実施します。

  • 降圧薬・抗高脂血症薬・抗糖尿病薬・腎機能保護薬の投与が可能です。
  • 糖尿病の正確な診断には糖負荷試験が可能です。
  • 腎性貧血の診断が可能です。腎機能や血球検査、血清鉄の濃度より判定可能です。
  • エリスロポイエチンの注射が可能です。
  • 腎臓や膀胱・前立腺の超音波検査により、腎・泌尿器系臓器の早期癌の発見に努めています。

糖尿病の疑いがあると診断された場合

糖尿病の方には、受診当日中に血糖・HbA1c・尿中微量アルブミン検査の結果を説明して治療に生かすことができます。糖尿病性腎症のステージ分類を行い、治療方針を決定します。

  • 生活・食事指導を行います。
  • 抗糖尿病薬・腎機能保護薬の投与が可能です。
  • インスリン治療が可能です。

動悸が激しい、乱れるなど心臓や高血圧が心配になった場合

高血圧や動悸・胸苦しい感じなどがあれば、心臓超音波検査で心機能・心肥大・心不全の有無を診断します。心電図検査で不整脈や心臓の異常がわかります。

  • 生活・食事指導を行います。
  • 降圧薬・強心利尿薬・抗不整脈薬の投与が可能です。

軽度の運動でも息切れがする場合

軽度の運動で息切れのする時、血中の酸素飽和度(濃度)を検査したり、心臓超音波検査で心臓弁膜症・心のう水貯留・心不全などを診断できます。また、胸部X線検査で肺気腫・胸水・心拡大の診断が可能です。

熱中症にかかったときも腎臓への気づかいを……

夏の暑いときに屋外で作業を続けますと水分を十分に摂取していても、体温が上昇し、乏尿となり、肝臓・腎臓機能が低下して生命の危険の生じることがあります。いわゆる熱中症です。

血液生化学的検査により肝・腎機能、血清電解質をチェックし、点滴により脱水を補正し治療することが可能です。

血液透析治療が必要な場合

腎機能の低下が著しく、末期腎不全で、回復の見込みがなく、生命の維持に血液透析治療が必要な場合には、血液透析治療の可能な医療機関と連携して対処します。

内科・糖尿病内科・腎臓内科

佐々木内科医院

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