糖尿病とは
糖尿病とは、膵臓のβ細胞から分泌されるインスリンというホルモンが不足した状態です。その90%以上は、40歳以上の中年の方に、肥満や運動不足などを原因として発症することが多いのです。放置すると、失明、腎不全、神経障害から下肢の壊疽が生じてきます。
当院では、糖尿病治療の基本である食事療法から、種々の経口糖尿病薬療法、GLP-1製剤・インスリン治療が可能です。また、糖尿病性神経障害に対する効果が明らかにされたエパレルスタットの投与や、糖尿病性腎症の進行を抑制するお薬であるARBの投与が可能です。さらに、血糖コントロールの最も重要な指標であるHbA1cをその日の内に判定し患者様の治療に反映することができます。当院では慢性腎臓病の最大の危険因子である糖尿病治療に全力を挙げて取り組んでいます。
平成21年6月より、当院は、日本糖尿病協会に加盟・登録致しました。このことにより、当院通院中の糖尿病の患者様に最新の情報を得て、治療に生かすことが可能となります。定期的に開催される、佐々木内科医院健康教室では、毎回、糖尿病や糖尿病性腎症の食事指導を行なって行きます。
日本糖尿病学会の会員として、学会誌「糖尿病」や「診療ガイド」を参照したり、アメリカ内科学雑誌「Annals of Internal Medicine」より、日本や世界の糖尿病治療の動向をチェックしながら、患者様に最適の治療を行えるよう、日々研鑽を行なっております。