子宮頸がん予防ワクチン接種の助成制度について

H24年4月  神戸市
子宮頸がん予防ワクチン接種の助成制度について・・・抜粋

子宮頸がんは女性特有のがんで、日本では年間9000人が発症し、その発症は20~30代から急増しています。ほとんどの子宮頸がんは性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因となっており、がん発症の予防には子宮頸がん予防ワクチンの接種が効果的です。(ワクチンは子宮頸がんの治療薬ではなく、定期的な子宮頸がん検診の代わりになるものでもありません。ワクチン接種に加え、子宮頸がんの正しい知識を持ち、何よりも早期発見のために子宮頸がん検診の定期的な受診が重要です)。子宮頸がんを予防するために、HPVの感染前にできるだけ多くの方にワクチン接種をしていただけるよう、子宮頸がん予防ワクチンの接種費用の助成を行っています。なお、子宮頸がん予防ワクチンの接種は、本人および保護者が接種を受けるかどうかを判断する任意の予防接種です(接種を受ける法律上の努力義務はありません)。

助成実施期間
平成25年3月31日まで

助成対象となる方
被接種者が次の要件を全て満たしていること
1. 接種時に神戸市に住民登録または外国人登録がある女性
2. 接種時に中学校1年生から高校1年生相当の年齢 (平成8年4月2日生~平成12年4月1日生)


助成金額・助成手続き
助成金額:契約医療機関での接種料金の金額を助成します。
助成手続き:医療機関に事前に連絡のうえ、できるだけ母子健康手帳を持参し
ワクチンの接種を受けてください。助成券と予診票は契約医療機関に準備していますので、必要事項を記入し提出してください。

・・・・・・・・中略

標準的な接種機関、主な副反応等
助成制度の対象となる子宮頸がんワクチンには「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類があり、どちらかを選択して助成を受けることができます。

サーバリックス○R
予防できるHPVの型:16型、18型(主に子宮頸がんの原因)
接種方法:0.5mlを筋肉内に注射する
接種間隔:初回を0月として以降1か月後、6か月後の計3回

関連性のあると考えられた副反応(ワクチンの添付文書より)

頻度10%以上:そう痒感、疼痛、発赤、腫脹、胃腸症状(悪心、嘔吐、下痢、腹痛等)、筋痛、関節痛、頭痛、疲労

頻度1~10%未満:発疹、蕁麻疹、硬結、めまい、発熱、上気道感染

頻度0.1~1%未満:知覚異常、感覚鈍麻(しびれ感)

頻度不明:失神、血管迷走神経反応、リンパ節症

※ 重い副反応として、ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあります

ガーダシル○R
予防できるHPVの型:16型、18型(主に子宮頸がんの原因)
接種方法:0.5mlを筋肉内に注射する
接種間隔:初回を0月として以降2か月後、6か月後の計3回

頻度10%以上:疼痛、紅班、腫脹

頻度1~10%未満:発熱、そう痒感、出血、不快感、頭痛

頻度0.1~1%未満:硬結、四肢痛、筋骨格硬直、下痢・腹痛、白血球数増加

頻度不明:無力感、悪寒、疲労、倦怠感、血腫、失神、浮動性めまい、関節痛、筋肉痛、嘔吐、悪心、リンパ節症、蜂巣炎

※ 重い副反応として、アナフィラキシー様症状、ギランバレー症候群、血小板減少性紫斑病、急性散在性脳脊髄炎があらわれることがあります
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※ 3回接種することで予防効果が得られるとされているため、きちんと最後まで接種することが重要です。
※ 助成対象は同一種類のワクチン接種を行った場合に限られており、別の種類のワクチンに変更した場合、以降の接種は助成の対象となりません(ワクチン販売業者によると、3回の接種の途中で子宮頸がんワクチンの種類を変更する場合の有効性・安全性は確認されていないので、このような接種は避けることとされています)。
※ 助成対象となる接種回数は助成対象年齢の期間内に接種した合計3回までとなります。
※ 医療機関によっては一方のワクチンしか取り扱っていない場合があります。
2012/09/15(Sat) 22:06:07 | 医院からのお知らせ

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院長
神戸市垂水区の佐々木内科医院では「あなたの腎臓を守りたい。地域のホームドクターへ」をモットーに腎臓専門医として地域のみな様の健康を守りたいと考えています。

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