聖徳太子十七条の憲法 第十四条


聖徳太子十七条の憲法 第十四条 604年5月 聖徳太子作

十四曰。群臣百寮無有嫉妬。我既嫉人人亦嫉我。嫉妬の患不知其極。所以智勝於己則不悦。才優於己則嫉妬。是以五百之後。乃今遇賢。千載以難待一聖。其不得賢聖。何以治国。

十四に曰く、群臣百寮、嫉妬(しっと)あることなかれ。われすべに人を嫉(ねた)めば、人またわれを嫉む。嫉妬の患(わずらい)その極(きわまり)を知らず。ゆえに、智(ち)おのれに勝(まさ)るときは則ち悦(よろこ)ばず、才おのれに優(まさ)るときは則ち嫉妬(ねた)む。ここをもって、五百(いおとせ)にしていまし賢に遇うとも、千載(せんざい)にしてもってひとりの聖(ひじり)を待つこと難(かた)。それ賢聖を得ざれば、何をもってか国を治めん。

十四にいう。官吏たちは、嫉妬の気持ちをもってはならない。自分がまず相手を嫉妬すれば、相手もまた自分を嫉妬する。嫉妬の憂いははてしない。それゆえに、自分より英知がすぐれている人がいるとよろこばず、才能がまさっていると思えば嫉妬する。それでは500年たっても賢者にあうことはできず、1000年の間に1人の聖人の出現を期待することすら困難である。聖人・賢者といわれるすぐれた人材がなくては国をおさめることはできない。


追記 小生にも参考になります。

聖徳太子十七条の憲法 第十三条 

聖徳太子十七条の憲法 第十三条 604年5月 聖徳太子作

十三曰。諸任官者。同知識掌。或病或使。有闕於事。然得知之日。和如曾識。其非以興聞。勿防公務。

十三に曰く、もろもろの官に任ずる者同じく職掌(しょくしょう)を知れ。あるいは病(やまい)し、あるいは使(つかい)して、事を闕(か)くことあらん。しかれども、知ること得(う)るの日には、和すること曽(かつ)てより識(し)れるが如くせよ。それあずかり聞くことなしというをもって、公務を防ぐることなかれ。

十三にいう。いろいろな官職に任じられた者たちは、前任者と同じように職掌を熟知するようにしなさい。病気や出張などで職務にいない場合もあろう。しかし政務をとれるときにはなじんで、前々より熟知していたかのようにしなさい。前のことなどは自分は知らないといって、公務を停滞させてはならない。

追記 公務に対する姿勢を考えさせられます

聖徳太子十七条の憲法 第十一条 604年5月 聖徳太子作

聖徳太子十七条の憲法 第十一条 604年5月 聖徳太子作


十一曰。明察功過。罪賞必當。日者賞不在功。罰徳在罪。執事群卿。宜明賞罰。

十一に曰わく、功過(こうか)を明らかに察して、賞罰必ず当てよ。このごろ、賞は功においてせず、罰は罪においてせず、事(こと)を執(と)る群卿、よろしく賞罰を明らかにすべし。

十一にいう。官吏たちの功績・過失をよくみて、それにみあう賞罰をかならずおこないなさい。近頃の褒章はかならずしも功績によらず、懲罰は罪によらない。指導的な立場で政務にあたっている官吏たちは、賞罰を適正かつ明確におこなうべきである。


追記 あたりまえにするのが一番難しいと聞いてことがあります。

聖徳太子十七条の憲法 第十条 604年5月 聖徳太子作


聖徳太子十七条の憲法 第十条 604年5月 聖徳太子作

十曰。絶忿棄瞋。不怒人違。人皆有心。心各有執。彼是則我非。我必非聖。彼必非愚。共是凡夫耳。是非之理巨能可定。相共賢愚。如鐶无端。是以彼人雖瞋。還恐我失。我獨雖得。従衆同挙。

十に曰わく、心(こころのいかり)を絶ち瞋(おもてのいかり)を棄(す)て、人の違(たが)うを怒らざれ。人みな心あり、心おのおの執(と)るところあり。彼是(ぜ)とすれば則ち彼は非とす。われ是とすれば則ち彼は非とす。われ必ず聖なるにあらず。彼必ず愚なるにあらず。共にこれ凡夫(ぼんぷ)のみ。是非の理(ことわり)なんぞよく定べき。相共に賢愚なること鐶(みみがね)の端(はし)なきがごとし。ここをもって、かの人瞋(いか)ると雖(いえど)も、かえってわが失(あやまち)を恐れよ。われ独(ひと)り得たりと雖も、衆に従いて同じく挙(おこな)え。

十にいう。心の中の憤りをなくし、憤りを表情にださぬようにし、ほかの人が自分とことなったことをしても怒ってはならない。人それぞれに考えがあり、それぞれに自分がこれだと思うことがある。相手がこれこそといっても自分はよくないと思うし、自分がこれこそと思っても相手はよくないとする。自分はかならず聖人で、相手がかならず愚かだというわけではない。皆ともに凡人なのだ。そもそもこれがよいとかよくないとか、だれがさだめうるのだろう。おたがいだれも賢くもあり愚かでもある。それは耳輪には端がないようなものだ。こういうわけで、相手がいきどおっていたら、むしろ自分に間違いがあるのではないかとおそれなさい。自分ではこれだと思っても、みんなの意見にしたがって行動しなさい。

追記 これは民主主義の多数決の原理に通じる考えのようです。

聖徳太子の十七条の憲法 第9条 604年5月 聖徳太子作


聖徳太子の十七条の憲法 第9条 604年5月 聖徳太子作

九曰。信是義本。毎事有信。其善悪成敗。要在于信。群臣共信。何事不成。群臣无信。万事悉敗。

九に曰く、信はこれ義の本(もと)なり。事毎(ことごと)に信れ。それ善悪成敗はかならず信にあり。群臣ともに信あるときは、何事か成らざらん。群臣信なきときは、万事ことごとく敗れん。

九にいう。真心は人の道の根本である。何事にも真心がなければいけない。事の善し悪しや成否は、すべて真心のあるなしにかかっている。官吏たちに真心があるならば、何事も達成できるだろう。群臣に真心がないなら、どんなこともみな失敗するだろう。


追記 当院では患者様に誠心誠意、真心をもって、治療に当たらせて頂いております。

聖徳太子の十七条の憲法 第8条  604年5月 聖徳太子作

聖徳太子の十七条の憲法 第8条

八曰。群卿百寮。早朝晏退。公事靡監。終日難盡。是以遅朝。不逮于急。早退必事不盡。

八に曰く、群卿百寮、早く朝(まい)りて晏(おそ)く退け。公事(もろ)きことなし、終日にも尽くしがたし。ここをもって、遅く朝れば急なるに逮(およ)ばず。早く退けば事(こと)尽さず。

八にいう。官吏たちは、早くから出仕し、夕方おそくなってから退出しなさい。公務はうかうかできないものだ。一日じゅうかけてもすべてを終えてしまうことがむずかしい。したがって、おそく出仕したのでは緊急の用に間に合わないし、はやく退出したのではかならず仕事をしのこしてしまう。

追記 朝早くから夜遅くまで仕事をしなさいとの教えですね。簡単に済ませる仕事はないという教えのようです。

聖徳太子の十七条の憲法 第7条

聖徳太子の十七条の憲法 第7条 604年5月 聖徳太子作

七曰。人各有任掌。宜不濫。其賢哲任官。頌音則起。奸者有官。禍乱則繁。
世少生知。剋念作聖。事無大少。得人必治。時無急緩。遇賢自寛。因此国家永久。社稷勿危。故古聖王。為官以求人。為人不求官。

七に曰わく。人各(おのおの)任有り。掌(つかさど)ること宜(よろ)しく濫(みだ)れざるべし。それ賢哲(けんてつ)官に任ずるときは、頌音(ほむるこえ)すなわち起こり、奸者(かんじゃ)官を有(たも)つときは、禍乱(からん)すなわち繁(しげ)し。世に生まれながら知るもの少なし。剋(よ)く念(おも)いて聖(ひじり)と作(な)る。事(こと)大少となく、人を得て必ず治まり、時(とき)に急緩となく、賢に遇(あ)いておのずから寛(ゆたか)なり。これに因(よ)って、国家永久にして、社稷(しゃしょく)危(あや)うきことなし。故(ゆえ)に古(いにしえ)の聖王(せいおう)は、官のために人を求め、人のために官を求めず。

七にいう。人にはそれぞれの任務がある。それにあたっては職務内容を忠実に履行し、権限を乱用してはならない。賢明な人物が任にあるときはほめる声がおこる。よこしまな者がその任につけば、災いや戦乱が充満する。世の中には、生まれながらにすべてを知りつくしている人はまれで、よくよく心がけて聖人になっていくものだ。事柄の大小にかかわらず、適任の人を得られればかならずおさまる。時代の動きの緩急に関係なく、賢者が出れば豊かにのびやかな世の中になる。これによって国家は長く命脈をたもち、あやうくならない。だから、いにしえの聖王は官職に適した人をもとめるが、ひとのために官職をもうけたりはしなかった。

追記 小生生まれながらに愚者ですが、よく心がけてよい医師になりたいと思います。

聖徳太子の十七条の憲法 第6条  604年5月 聖徳太子作

聖徳太子の十七条の憲法 第6条  604年5月 聖徳太子作

六曰。懲悪勧善。古之良典。是以无匿人善。見悪必匡。其諂詐者。則為覆国家之利器。為絶人民之鋒釼。亦佞媚者対上則好説下過。逢下則誹謗上失。其如此人皆无忠於君。无仁於民。是大乱之也。

六に曰く、悪を懲(こら)し善を勧(すす)むるは、古(いにしえ)の良き典(のり)なり。ここをもって人の善を匿(かく)すことなく、悪を見ては必ず匡(ただ)せ。それ諂(へつら)い詐(あざむ)く者は、則ち国家を覆(くつがえ)す利器(りき)たり、人民を絶つ鋒剣(ほうけん)たり。また佞(かたま)しく媚(こ)ぶる者は、上(かみ)に対しては則ち好んで下(しも)の過(あやまち)を説き、下に逢(あ)いては則ち上の失(あやまち)を誹謗(そし)る。それかくの如(ごと)きの人は、みな君に忠なく、民(たみ)に仁(じん)なし。これ大乱の本(もと)なり。

六にいう。悪をこらしめて善をすすめるのは、古くからのよいしきたりである。そこで人も善行はかくすことなく、悪行をみたらかならずただしなさい。へつらいあざむく者は、国家をくつがえす効果のある武器であり、人民をほろぼすするどい剣である。またこびへつらう者は、上にはこのんで下の者の過失をいいつけ、下にむかうと上の者の過失を誹謗(ひぼう)するものだ。これらの人たちは君主に忠義心がなく、人民に対する仁徳ももっていない。これは国家の大きな乱れのもととなる。

追記 人の陰口は良くないですね。

聖徳太子の十七条の憲法 第5条

聖徳太子の十七条の憲法 第5条  聖徳太子作 604年5月

五曰。絶餮棄欲。明辨訴訟。其百姓訴。一日千事。一日尚尓。況乎累歳須治祖訟者。
得利為常。見賄聴 。便有財之訟如石投水。乏者之訴似水投石。是以貧民則不知所由。臣道亦於焉闕。

五に曰く。餐(あじわいのむさぼり)を絶ち、欲(たからのほしみ)を棄(す)てて、明らかに訴訟(うったえ)を弁(わきま)えよ。それ百姓の訟(うったえ)、一日に千事あり。一日すらなお璽(しか)り、況(いわ)んや歳(とし)を累(かさ)ぬるをや。頃(このごろ)、訟を治むる者、利を得るを常となし、賄(まいない)を見て?(ことわり)を聴く。すなわち、財あるものの訟は、石を水に投ぐるがごとく、乏しき者の訴は、水を石に投ぐるに似たり。ここをもって、貧しき民は則ち由(よ)る所を知らず。臣の道またここに闕(か)く。

五にいう。官吏たちは饗応や財物への欲望をすて、訴訟を厳正に審査しなさい。庶民の訴えは、1日に1000件もある。1日でもそうなら、年を重ねたらどうなろうか。このごろの訴訟にたずさわる者たちは、賄賂(わいろ)をえることが常識となり、賄賂(わいろ)をみてからその申し立てを聞いている。すなわち裕福な者の訴えは石を水中になげこむようにたやすくうけいれられるのに、貧乏な者の訴えは水を石になげこむようなもので容易に聞き入れてもらえない。このため貧乏な者たちはどうしたらよいかわからずにいる。そうしたことは官吏としての道にそむくことである。

追記 簡単に思えることでも守ることは至難であることもあるものです。

聖徳太子の十七条の憲法 第4条

604年 5月  聖徳太子作

四曰。群卿百寮。以礼為本。其治民之本。要在呼礼。上不礼而下非斎。下無礼以必有罪。是以群臣有礼。位次不乱。百姓有礼。国家自治・

四に曰く、群卿百寮(ぐんけいひゃくりょう)、礼をもって本(もと)とせよ。それ民(たみ)を治むるの本は、かならず礼にあり。上礼なきときは、下(しも)斉(ととの)わず、下礼なきときはもって必ず罪あり。ここをもって、群臣礼あるときは位次(いじ)乱れず、百姓(ひゃくせい)礼あるときは国家自(おのずか)ら治(おさ)まる。

四にいう。政府高官や一般官吏たちは、礼の精神を根本にもちなさい。人民をおさめる基本は、かならず礼にある。上が礼法にかなっていないときは下の秩序はみだれ、下の者が礼法にかなわなければ、かならず罪をおかす者が出てくる。それだから、群臣たちに礼法がたもたれているときは社会の秩序もみだれず、庶民たちに礼があれば国全体として自然におさまるものだ。

追記 どんな時でも礼を忘れないことは大切なことだと思います。日本人の心の基本と考えます。

CAVIによる血管年齢測定について

CAVIによる血管年齢測定について

当院ではフクダ電子製Cardio Ankle Vascular Index (CAVI)による血管年齢測定が可能です。糖尿病や高脂血症、高血圧は動脈硬化の進展因子です。一度CAVIを測定しましょう。

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上記疾患の患者さまにおかれましては、当院での疾患管理をすすめします。

治療効果の判定や経過観察に大変有用と思われます。


佐々木内科医院
   院長

聖徳太子の十七条の憲法について 第3条

聖徳太子作 604年5月 十七条の憲法 第3条

三曰。承詔必謹。君則天之。臣則地之。天覆地載。四時順行。万気得通。地欲覆天。
則致壊耳。是以君言承。上行下靡。故承詔必慎。不謹自敗。


三に曰わく。詔(みことのり)を承(う)けては必ず謹(つつし)め。君をば則(すなわ)ち天とし、臣(しん)をば則ち地とす。天覆(おおい)地載せて四時(しじ)順行し、万気(ばんき)通うことを得(う)。地、天を覆わんと欲するときは、則ち懐(やぶ)るることを致さむのみ。ここをもって、君言(のたま)えば臣承(うけたまわ)り、上行えば下靡(なび)く。ゆえに、詔を承けては必ず慎め。謹まずんばおのずから敗れん。


三にいう。王の命令をうけたならば、かならず謹んでそれにしたがいなさい。君主はいわば天であり、臣下は地にあたる。天が地をおおい、地が天をのせている。かくして四季がただしくめぐりゆき、万物の気がかよう。それが逆に地が天をおおうとすれば、こうしたととのった秩序は破壊されてしまう。そういうわけで、君主がいうことに臣下はしたがえ。上の者がおこなうところ、下の者はそれにならうものだ。ゆえに王の命令をうけたならば、かならず謹んでそれにしたがえ。謹んでしたがわなければ、やがて国家社会の和は自滅してゆくことだろう

追記 現代の日本の在りかたとはかなり異なる考えかもしれませんが、古の日本人の心が伝わってくるようです。

十七条の憲法 第2条

聖徳太子作 604年5月 十七条の憲法

二曰。篤敬三宝。三宝者仏法僧也。則四生之終帰。万国之極宗。何世何人非是法。人鮮尤悪。能教従之。其不帰三宝。何以直曲。


二に曰く、篤(あつ)く三宝(さんぽう)を敬え。三宝とは仏と法と僧となり。すなわち四生(ししょう)の終帰。万国の極宋(ごくしゅう)なり。何(いず)れの世、何れの人かこの法を貴ばざる。人尤(はなは)だ悪しきもの鮮(すく)なし、能く教うれば従う。それ三宝に帰せずんば、何をもってか枉(まが)れるを直(ただ)さん。


二にいう。あつく三宝(仏教)を信奉しなさい。3つの宝とは仏・法理・僧侶おことである。それは生命(いのち)ある者の最後のよりどころであり、すべての国の究極の規範である。どんな世の中でも、いかなる人でも、この法理をとうとばないことがあろうか。人ではなはだしくわるい者は少ない。よく教えるならば正道にしたがうものだ。ただ、それは仏の教えに依拠しなければ、何によってかまがった心をただせるだろうか。

追記 三宝(仏教)は朝鮮半島をへて伝来したもので、現代で考えれば、平和憲法のようなものかもしれません。

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追記 漢方医学は西洋医学で治せない疾患でも、治療法がある可能性があります。当院では漢方治療を患者様の治療に導入しております。

聖徳太子の十七条の憲法について

十七条の憲法 604年 聖徳太子作。 (Web Siteより抜粋)

第1条 (平和主義に通じる)
一曰。以和為貴。無忤為宗。人皆有党。亦少達者。是以惑不順君父。乍違于隣里。然上和下睦。諧於論事。則事理自通。何事不成。

一に曰く、和をもって貴しとなし、さからうことなきを宗とせよ。人みな党あり、またさとれるもの少なし。ここをもって、あるいは君父に順(したが)わず、また隣里(りんり)に違(たが)う。しかれども、上(かみ)和(やわら)ぎ下(しも)睦(むつ)びて、事を論(あげつら)うに諧うときは、すなわち事理おのずから通ず。何事か成らざらん。

一にいう。和をなによりも大切なものとし、いさかいをおこさぬことを根本としなさい。人はグループをつくりたがり、悟りきった人格者は少ない。それだから、君主や父親のいうことにしたがわなかったり、近隣の人たちともうまくいかない。しかし上の者も下の者も協調・親睦の気持ちをもって論議するなら、おのずからものごとの道理にかない、どんなことも成就するものだ。


追記 日本国憲法の平和主義に通じるように思えます。

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院長
神戸市垂水区の佐々木内科医院では「あなたの腎臓を守りたい。地域のホームドクターへ」をモットーに腎臓専門医として地域のみな様の健康を守りたいと考えています。

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