2型糖尿病患者の冠動脈硬化進展におけるピオグリタゾンとグリメピリドの比較

表題はJAMA(米国医師会雑誌)に掲載された糖尿病に関する研究の題名であります。PERISCOPE無作為化比較試験[Pioglitazone Effect on Regression of Intravascular Sonographic Coronary Obstraction Prospective Evaluation]とも呼ばれていますj。

ピオグリタゾンは日本で開発されたインスリン感受性改善薬というタイプのお薬であり、グリメピリドはインスリン分泌を促進させることによって効果を現します。グリメピリドはSU薬に分類され、このタイプのお薬は数十年前から上市されてきました。しかし、これまでの臨床試験ではSU薬によって糖尿病患者さんの血糖を低くコントロールしても、心血管病は十分に抑制できませんでした。今回、JAMAではピオグリタゾンとSU薬であるグリメピリドの心血管障害に対する作用を比較しました。その結果、冠動脈疾患を有する2型糖尿病患者さんにおいて、ピオグリタゾンはグリメピリドに比較して、冠動脈硬化を有意に抑制することが認められました。

今回観察された抗動脈作用の詳細なメカニズムは、未だ解明されていない。


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神戸市垂水区の佐々木内科医院では「あなたの腎臓を守りたい。地域のホームドクターへ」をモットーに腎臓専門医として地域のみな様の健康を守りたいと考えています。

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